生活の日記

文章を書くのが好きな人間が、ただ吐き出しています。楽しいから書いています。

2024-2/6 本日 油絵、バトミントン、私

今日のことを話そう。

体育の授業で、バトミントンをした。先生が、5人1組を作ってと言った。私は1人立っていた。隣で、私のクラスの人と絵の上手い隣のクラスの人と、他の人達でグループを作っていた。そうだ、今日の1、2限は美術だった。今は油絵で割れた卵を描くというものをやっている。楽しかった。だけど、私には油絵は向いていないんじゃないか、と思った。その、さっき言った、絵の上手い隣のクラスの人が、先生に褒められていた。すごい、才能だね、初めてでそれができるとは将来有望 などと褒められていた。私も実際、その子の絵をちらっと見た。あぁ、ほんとだ、才能だな、と思った。色々な色を使っていて、カラフルで、だけどしっかりまとまっている。

私の絵は、先生に、○○(私)さんらしいね いいよ大丈夫 ただ殻が小さすぎるのが気になる、と言われた。殻が小さいのは確かにそうだった。先生は、めちゃくちゃ優しい。優しいというか、オブラートに言っているのだろう。だから、私の絵は、良くも悪くもないという感じなのだろう。先生は、基本的に自由に描かせてくれるため、もっとこうした方がいい、とか、これはおかしい、というようなことは言わない。アドバイスを言う場合は、何かミスをしていたり、生徒の手が止まっている時だけだ。あとは、すごく良くできている時。生徒の中で良い作品を見つけた時は、すごいね、良いね、ここが良い、もっとこうしたら良いんじゃない?などと、色々アドバイスをしてくれる。

私の絵は、描き始めてから4時間目だというのに、まだ全然完成していない。みんなはもうほとんど完成しているか、全体に色がついている。なのに私はまだ卵の黄身と白身の部分しかできていない。そこも、まだ完成していない。

私の絵は、コントラストが弱い。光の明暗があまりはっきりしていない。でも私は多分、そういう絵が好きなんだと思うし、それが私の性格なのだと思う。

自信がないのだ。自分の絵に、色に、形に。だから、早く描くことができない。様子を見ながら少しづつ描いてしまう。

油絵は、光と影を大切にするもの、と先生はよく言う。私はそうじゃない。そうじゃなくてもいいのだろうか?

そう言えるほどの自信がない。私の絵の良さ、、、そんなものがあるのだろうか。見つけなければいけない。

 

話が長くなってしまったが、ここで5体育の授業の時の話に戻る。私は1人で立っていた。もちろん、5人組になる相手なんかいない。このまま1人で見てようかなぁ、先生になんか言われたらめんどくさいな。そう思っていたら、前から来た同じクラスの女子グループに声をかけられた。そっちに顔を向けてはいたが、意識を向けてはいなかったので、少しびっくりした。一緒にやろうと言われた、うん、と頷いた。一応、声も出した。よく組もうと思ったな、先生に、入れてあげてとか、言われた訳でもないのに。

今日は、前髪が長かった。昨日切るのを忘れた。私は、バトミントンはまぁまぁ得意な方だ。ペアになった人は、点を取ると、やったー!と言い、私を見た。私はとりあえず頷いた。何回かそれをやっていたら、その子が、得点係をやっていた子に「お辞儀されちゃう、、笑」と言ったので、私もその子と同じように両手を上げて、拳を握ったポーズをした。笑顔もしたつもり。

他の人とも、それをやった。みんな優しかった。だから申し訳なかった。あーあ、良い人たちなんだな、そうじゃなかったらどうでもよかったのに。なるべく、リアクションをしてみた、笑ったつもりだった。空気を悪くしないように。

家に帰って、鏡の中の、自分を見た。笑ってみた。体育の時、リアクションとしてやったもののように、吹き出すように笑ってみた。全然笑っていなかった。目が怖かった。前髪も長いから、とても笑っているとは言えなかっただろう。

怖い。私は、みんなからちゃんと、居る ものとして認識されているんだ。私は、人間として、同じクラスの○○さんとして認識されている!私は、みんな、私のことを認識していないと思っていた。(いじめられている訳ではなく、私はただ学校で一言も話していないし、友達もいないぼっちだからだ。)

見られていると思うと、怖くなった。怖い、人が怖い。人の目が怖い。今日の体育の授業で、目を合わせた。クラスの人の目なんか、ちゃんと見たことなかった。今、それを思い出して、その目が、記憶の中の目が、とても怖いものに思える。

 

やることがある。やりたいこともある。どうしようもない明日が少しづつ近づいている。早く、やらなきゃいけないことを始めなくてはいけない。いつまで?いつまでこの生活を続ける?いつになったら終わる?そんな言葉がずっとある。いつになっても消えなくて、時々頭に浮かんでくる。

私は何もできないんだ、何の才能もないんだ。そんな、ネガティブな気持ちになったって仕方ない。無いことを憂いたって仕方ない。才能がないなら、才能を育てたらいい!才能がある人間と言われるようになればいい。私は、何もないままなんかじゃ終わらない。ゆるせない!!!!!!!!!

ご飯を食べて、課題をやろう。私は私だ。私は、最強になる。なれる、ならなくてはいけない。全員ぶっ殺してやる。全員、許せるぐらいの人間になってやる。知らない人達の人生なんかどうでもよくなるぐらい、私は私の人生を生きたい。私のことを好きになりたい。

次の次は、はるの絵を描くんだ。それが、私の新しい春。私の新しい心。今の冬を絵に吐き出してから。

いつか私は私になれるよ、暗い部屋でこれを綴っている。隣の部屋の電気が差し込んでいる。人々を思い出した。私の好きな推し、夜中の配信、私の好きなゲーム、アキバでフィギュアを買った記憶、中学校の、帰る時、上から部活の人達が手を振って、私も振り返す。帰り道、薄汚れた歩道橋を1歩ずつ上がる、最後の段まで来て、遠くの空を見る、澄んだ夕焼けが広がっている。風を感じて、私は歩く、歩道橋の段を降りていく。

だから私は生きているんだ、そんな気が、した。