生活の日記

文章を書くのが好きな人間が、ただ吐き出しています。楽しいから書いています。

2023-3/16 昼

頭が痛い、肩と首も痛い
夜が終わっちゃった
もうこんな時間だし、夕方からバイトだし
何もしてない
何もしてなくてもいいよって肯定できる自分だったなら
光が眩しい
暑い
なんかしたい 時間が過ぎていく それだけがずっと悲しいのに、何もしたくない
何もしないでいたい
綺麗だと思った。洗濯物の向こうに見える、建物。光を浴びて微かに揺れている洗濯物。私は、ここにいたいな。
部屋を、窓の外をずっと見ていたい。
何も触れたくない 誰にも会いたくない 私だけの世界にいたい パンを食べて、写真を撮ろうと思った
私の経験は、感傷は、今の虚無感は、どうにもならない無駄なことなんだ それでいいと思った
私は、もっと、無駄なものを愛したい
明日世界がなくなるなら、私は何もしないから、何もしないで世界を眺めていたいから、そういう気持ちになっている今を、認めてもいいんじゃないかと思った
現実から開放されたい
小説家になりたい 嘘ばっかり書いていたい 本当の嘘、
図書館行きたい 図書館のそうだ、あそこの誰もいない図書館の、あの空気だけが、私を救ってくれるのだろう。
ベッドから起き上がって、2段ベッドのはしごに足を垂らす。右や左を見渡すと、あまりに世界は広くて、足に少し開いているベランダの窓からの、風を感じた。何もしなくてもいいか。
何をしたって全部いつか消えるんだから
何をしたって明日死ぬのかもしれないなら、私は今のために生きようと思った
そういう感覚に今は、陥っている。だから、今はそれでいいのだ。私は、私にしかなれない
それがどれほど美しいことか

 

ベランダの外を見てると思い出すんだ

体育祭で椅子に座って観戦していた時のこと、学校から自転車で帰ってくる時、夏にEveくんのライブに行ったね、全部、キラキラしてみえるのは、思えるのは、今の昼の光が眩しいからだろうか。考えているのが好き。1番無駄なことだから。

無駄でも、私はこうやって世界を愛する心を思い出せるから、生きていたことが嬉しくなるから、生きていくことがきらきらに見えるから、それでいいんだ。考えて、言葉にすることは、多分、私の救いなんだ。私にとって、表現は救いなんだろう。それに依存したって、自分が救われるならそれでいいんだ、りりむちゃんが言ってたな。風を感じたい。海が見たい。生きていることをもっと実感して、このどこまでも無駄な私の人生を、無駄じゃないんだって錯覚させて欲しい。

死んだら全部終わりだ。過去になったことも、もう帰ってこない。でも、過去も現在も未来も、全ては共にある。キラキラした青春を送りたかったんじゃない、そんなもの、私には別になくてもよかった、私は、体育館の裏で、1人でご飯を食べて、咲いている梅の花を鳥がつついているのを観察して、全部のあたたかさに、頑張ろうって思うだけでいいんだ。

私は、私でいいんだよ。怖いことがたくさんある、弱いことはダメだって言われる、インターネットでは弱くてもいいって言う、だけど実際、弱かったら踏み潰されるだけで、みんな、弱いものを嫌う。

私だって、強いものが好きだ。でも、強い弱さが好きだ。自分の持ってる弱さを肯定できる、人に見せられる強さが好きだ。私は春が好きなんだろう。桜はあいつら咲いてる時に認められてるかなあ って卯月コウが言ってたけど、桜は散っていくから認められてるんだと思う、私は。桜がずっと咲いていたら、そんなに美しいなんて言われない。人間って酷いよ。

でも、私は桜が好き。散るけど、なくなっちゃうけど、綺麗で、一瞬でもいいから認められたら、それでいいんじゃないかな。嬉しかったな、先生に絵を褒めてもらえたの、私の絵が学校に飾ってあるの。いつか忘れるよ。いつか忘れるけど、忘れることも愛していたい。それはきっと愚かなのだろう。醜いのだろう、正しくないのだろう。その、正しくない を私はまだ、認められないんだ。だから、ずっとかいている。言葉を、絵を。何もしない私が嫌い。こんな文章を書いて時間を浪費する私が嫌い。

幸せな気持ちだけじゃ生きていけなくて、それは多分だめで、私はダメでもいいんだ、私はみんなにはなれないから、私は自分ってダメだなって言ってるの、好きだから。私みたいな弱さを、見つけた時に、春みたいな煌めきを感じるから、私の美意識って多分、春なんだ。夏も、春だよ。春夏秋冬、全部同じだよ。

私のこと、誰も好きじゃなくても、認められなくても、私は私の好きなことをやめられないから。