生活の日記

文章を書くのが好きな人間が、ただ吐き出しています。楽しいから書いています。

2024-5/9 バス車内にて 卯月コウ/いつか輝きになりたい

さっきからずっと、頭の中で、卯月コウの『彗星になれたなら』が流れている。学校から出て、雨が降っていなくて良かったと思った。外が明るくて良かった。外が暗かったら、今の私の気持ちは、もっと暗いものになっていただろうから。
私はいつも、バスの後部座席に座って、前かがみになっている肩をちゃんとぴったりくっつける。それで、今は重荷が少し軽くなったような気持ちでいる。
外は暖かく、差し込む光は眩しく、その柔らかさが切なく、愛おしい。もう届かない過去を見ているようだ。すっかり大人になった自分が、実家に帰って、何も気負わず昼寝をして、その時に子供の頃の懐かしい夢を見ているような気持ちだ。
卯月コウの3Dお披露目配信で、卯月コウが教室の席を指さして話していた、『ここに誰かが座ってて、黒髪で、ここに居るはずもない大人で、その人はVとかに憧れがあったけどなれなかった人で、それを俺が見てる。』という想像を、今なんとなく思い出した。私には正直、その見ている卯月コウが、何を思っているのか、上手く想像できない。私なら、座っているのは昔の自分だろうと思う。教室はあの配信みたいな教室じゃなくて、もっと薄暗くて、窓の外を見てもいないだろう。ただ俯いて、本を読んでいる。
だから私のは卯月コウが言う、その想像とは違う。
卯月コウは、明るい人間だと思う。いや、綺麗な人間だと思う。素直か。素直な人間だ。私は素直な人が好きだ。
卯月コウは、自分に似ていると少し思っていた。言ってることが全部、わかる!ってなるし、好きだし、楽しい。ただ、私は卯月コウの"自分と似てるけど違うところ"が好きだった。だけど、最近は、卯月コウの、自分と似ているところしか好きになれていなかった。卯月コウに共感することで、楽になっていた。"卯月コウ"を、ただの暇つぶしのようなコンテツとしてではなく、自分のメンタルの支えのようにしていた。最初はそうじゃなかったはずなのに、最近はそうだ。
私は、疲れている。気にしてばっかりの狭い人間社会、人を見下す笑い、同調圧力、クラスの中でいつも雑に扱われている"キャラ"のあの人、安っぽい本能を素晴らしい恋愛と謳う、大量生産された女子に人気なキャラクターのキーホルダーがじゃらじゃらと付いているスクールバッグ、

 

(家に帰ってきて少し時間が経ってから。)

今、すごく楽しい。生きてることが。私は卯月コウにはなれないけど、月にタッチして返ってくることだって、きっといつか出来るよね!!
私は最近、全員ぶっ殺すという野望を秘めている。しかし、それは本来もっと子供っぽくて綺麗なものだったはずなのだ。私は最強になる!それだけである。私は月にも星にも風にも雲にも夏にもなる!!!!全部の季節で生きていきたい。この薄暗い輝きを大切にしたい。輝きたいという気持ちを大切にしたい。私は幼稚園児の時、アイカツのアイドルになりたかった。アイカツが大好きだったからだ。結局、今も変わらないようなものだ。大好きなものに憧れている。大好きなものが、大好きだから、自分もそういう素晴らしいものになりたい。私はヒーローになりたい。私の推しが言ってくれた、「俺はみんなのヒーローだから!」って何万人記念の時に言ってた。推しにとってはなんでもない言葉だったんだろう、だけど、私はその、なんでもない明るさが大好きで、すごく嬉しかったんだ。私の推しのこと、ヒーローだと思ってた。だから、ヒーローだからって言ってくれたのがすごく嬉しかった。卯月コウは、中学生的な輝きを持ち続けたいと言ってくれた。だから好きなんだ。私は、ヒーローにも何にもなれない。だけど、なりたいでいい。なりたいから、なりたい!と言いたい。いつか私も輝きになれますように。
崩壊3rdですごい好きな会話があった。先人から受け継いだ火は消えない、また新しく火を繋いでいく、っていう。推しが持ってた火を、私はもらって、雨で濡れて湿気て消えた火を、また灯した。それが生きてるってことなんじゃないかと思う。いや、生きている実感だと思う。
私たちの命は火なのかもね。それなら、私は花火が良い。1番大きい花火。世界で1番大っきい花火。何十秒で終わる。いつか忘れる。だけど、その時、その瞬間、みんなが笑ってくれたらそれでいい。忘れられたっていい。私は覚えたまま死ねるから。それで納得できなくたって、都合良く捉えればいいんだ。
私はその、最後の輝きを求め続けているのかもしれない。私はきっと、そうはなれないから。

 

【良い卯月コウ】

・UFO探して川遊びした配信

https://youtu.be/6-HToSdhNKU?si=Me0onMnSGLZbXbmY

良い、エモい。こういうの大好き。格付けし合う男たちで、卯月コウUFO一緒に探してくれそうなのわかる!というか、探しに行こうぜ!って言ってそうだな、、、ととても思っていたので、本当に探しに行ってて嬉しかった。卯月コウってこういう人間。めちゃくちゃ良い。ほんとに生きてるんだなと思った。