生活の日記

文章を書くのが好きな人間が、ただ吐き出しています。楽しいから書いています。

午前5時

生きる元気が湧いてきた。私は救われたことがなかったなんて、それは嘘だ。

私は色んなものに、人に、作品に、救われてきた。感動して、心を突き動かされて、涙して、私もこういうものを作りたいと思った。

その気持ちを久々に思い出した。

私も創作がしたい。私を救いたい。あわよくば、私と同じように苦しんでいる人たちを救いたい。たくさんある内の1つの居場所になりたい。誰かを救うことによって救われたい。これはそんな私のエゴで、結局私は自分を救いたいだけなんだ。

私は、人を救える絵が描きたい。小説が書きたい。誰かの拠り所になれるような創作がしたい。

私は何に救われたわけでもないのかもしれない。音楽に救われて、音楽で人を救ってるカンザキさんとか、Eveくんとか、私はそういう人たちにはなれない。私は小説にすごく救われた瞬間があったわけじゃない、絵だってそうだ。だけど、ずっと傍にあった。小説は私の居場所だった。絵を描くこともそうだった。絵を描いてる時だけ、全てを忘れて集中している。

これから2年になって、絵に本気で向き合うことになる。そうしなきゃいけない。悩んで、先生にダメだしされて、辛くなって、私は絵を描くことを諦めるかもしれない。美術の道には進まないかもしれない。どうなるかなんてわからない。私には、絵でやって行けるという自信も、それほどの情熱もない。

だけど、私は今が楽しくて、もっと向き合いたい。だから精一杯やりたい。

久々に思い出した。私、ずっと、ヒーローになりたかった。そうだ、誓ったんだ。私は絶対に私のヒーローになるって。いつか私を救って幸せになろうって。

向日葵はずっと太陽の方を向いている。私は太陽にはなれないけど、それでも太陽に向かって伸びていくんだ。夏が終われば枯れてしまうと知っていても。

いつかあなたを救いたい。いつかお母さんに親孝行がしたい。いつか友達を作りたい。いつか人を愛したい。自分を愛したい。