生活の日記

文章を書くのが好きな人間が、ただ吐き出しています。楽しいから書いています。

2024-4/28 FE風花雪月の話/かつておれが愛した男、ディミトリへ。

本日、ブルアカがメンテで出来なかったことにより、久々にFE風花雪月の続きをやるかと思い立った。

 

みなさんは、『FE(ファイヤーエンブレム)風花雪月』という神ゲーをご存知でしょうか。

私はゲームの中で、NieR Automataと、FE風花雪月が最も好きである。(崩壊3rdも好きです。十三機兵防衛圏も。)

まぁ、言うほどゲームをやってきてはいないのだが。しかし、私がこのゲーム、いや、この作品は一生忘れないだろう。

 

ご存知ない人は、こちらの初手から激重PVを見て即購入してください。

https://youtu.be/k73RENsZ464?si=5c6b3ipiS7dpHxvh

 

こんなに言っておいて、実は青ルートしかやっていません。(風花雪月は、青獅子、赤鷲、金鹿と、3つのルートがあります。詳しくは任天堂の他のPVを見てください。)

 

まず、私が風花雪月の青ルートをクリアしたのは、2022年の8月です。もう2年も経っております。

クリアしたその日は、正直あまり実感が無く、まぁ感動して泣いたんですけど、次は赤ルート行くかぁ、、と気楽に考えていました。しかし。数日が経ち、私は本当にディミトリのいる世界が、青獅子学級の物語が、終わってしまったんだということを強く実感したのです。

しかも、赤ルートをやるということは、ディミトリと、青獅子と対立するということだ。私は、愛していたディミトリを、みんなを、手にかけなければいけない。それからというものの、私は赤ルートを始めることはなく、一年が過ぎた。

そろそろ久々に風花雪月やるか!と、とうとう赤ルートを選び、少しやってから、1年が経ちました。

青獅子の教室の前を通る度、声が聞こえてくる度、走り去っていた。今世ではこの子達を殺さなくてはいけない。顔すら見れなかった。声を聞くだけで苦しくなった。そうだ、おれの最愛のディミトリを、手にかけなければいけない。

辛すぎて進めなかった。

 

しかし、私は今日、久々に風花雪月をやって、赤ルートやるか、、という気持ちにようやくなった。1ルート始めてクリアしてから、また始めるまでに3年もかかっている。金鹿始めるのはこれから3年後、、。クリアするのは4年後、、、。数年に1度しか見えない天体観測か?馬鹿なのかな。

 

そこで、私は本当に、もう本当に、青獅子を前世の記憶として受け入れ、今世を黒鷲のみんなと生きていく覚悟を決めるために、今日、おれの愛したディミトリへ、青獅子学級への、最後の愛を語る。

 

・かつておれの愛した男、ディミトリへ。

ディミトリへ。青獅子学級の先生になった日のことを、おれはずっと忘れない。ディミトリに、エーデルガルト、クロード。初対面の3人を前にして、まず1番初めは、銀髪の子(エーデルガルト)が可愛いなと思った。銀髪がそもそも好きだからである。

青獅子学級を選んだ理由は、クラスのメンバーのキャラデザを見て、青獅子は全員好きだったからだ。あと、ディミトリの紹介文みたいなやつに、『どこか陰りがある』と書かれていて、私はそういう、陰りがあるのが大好きなので、ディミトリに惹かれたからだ。

でも正直、最初から好きだったのはシルヴァンだった。『チャラくて女好き(風)で、実は仲間思いで、仲間のために死にそうなやつ』という、まさに私の好きなキャラだったからだ。一番最初にお茶会をしたのも、シルヴァンだった。

顔が良い。

 

・シルヴァンは幸せになってくれ

愛を誓ったディミトリには申し訳ないんですけど、シルヴァンも本当に好きで、シルヴァンとのエンディング見るためにもう1回やるかと思ったぐらいだったんですよね。まぁ結局、ディミトリとのエンドが良すぎてできなかったけど。基本的にみんな幸せになって欲しいんだけど、シルヴァンは本当に幸せになって欲しいって思ったね。個人的幸せになって欲しいランキング1位はディミトリで、2位がシルヴァンだった。

 

ここからネタバレ注意

シルヴァン、予想はしてたんだけど、思った以上に、チャラくて女の子大好き"風"だったね。シルヴァンと先生の支援会話読んで、本当に幸せになって、、って思った。実は女が嫌いで、憎んでいたとか、兄から虐められても俺が全てを奪ったんだから仕方ないって受け入れたし、幸せになれ!!!!!

シルヴァン、軽い男に見えて色々抱えているし、先生ルートに入ったとしたら、いつか、『あんたのために死ねるなんて本望だ』って言って死にそうなんだよな。重い。というか、私、シルヴァンは、フェリクスとのエンドだったんですけど、あいつら仲が良すぎるっていうか、何?生涯、シルヴァンがからかって、フェリクスが悪態つくのやってんの、仲良すぎるだろ。そのうえ、同じ日に没した って何?これが公式なのヤバい。結構このエンド好き。

 

話は戻り。

ディミトリは、最初から好きでずっと同じレベルの好きだったシルヴァンとは違い、ストーリーを進めて、徐々に好きになって行った。まぁ、闇堕ちするところからかなり好きになった。闇堕ち大好き。

ディミトリって、ザ・好青年、真面目で誠実で世のため人のために戦う真人間だったんだけど、真人間だからこそ、自分の背負ってるものに耐えきれなくなって、真剣に向き合いすぎて、闇堕ちしてしまった。そういう、ディミトリの人間らしいところを知って大好きになった。優しい人間は大体病む。

ディミトリ、本当に主人公すぎる。というか、ルーヴェンラッセ、全員重いし、根が優しいし、とても真っ直ぐ。だから本当に好きだった。

ディミトリの写真いっぱいあるんだけど、載せるのも辛いので、心が耐えられるやつだけ。

これ辛すぎた。もう言葉出ない。いやぁ、、、。でも、全員幸せには生きられなれないっていうのが現実。本当に風花雪月は素晴らしい作品だと思います。

 

愛してるよディミトリ。いや、愛してたよディミトリ、、、。泣

ここでこのセリフヤはバい。ここでこのセリフを言うのはヤバい!!!!!!あーもう無理。赤ルートできない。逆に悪化しました。もうまた1年かけるか?ディミトリ、本当に好きだった。おれはディミトリをずっと救いたかった。幸せになって欲しかった、笑って欲しかった。ディミトリはおれには想像もつかないぐらい、重いものをいつも背負ってて、『俺が幸せになってもいいんだろうか』って、いつもそういう顔で俯いてて。これからは2人で生きていこう。ディミトリが背負ってるもの、少しでも一緒に背負うから。この手を繋いで一緒に歩こう。私がディミトリのこと、看取るから。最後までずっと手を繋いでいるから、幸せそうに眠るような顔を暫く眺めて、私はディミトリのいない生活の中で、ふと、彼と過ごした日々を思い出す。煌めく星空を一人で見上げながら、こうして2人で星を見ていたことを思う。ディミトリが好きだった私の料理。シェフの料理の方が美味しいに決まってるのに、毎年誕生日は私の手料理が食べたいって。不器用だから上手くできなくて、結局一緒に作ってたな。そうして私は、奇しくも彼が没した日と同じ日に眠るように死んだ。最後まで、彼との思い出を大切に抱えながら。

(ちなみに夢女子ではない、先生とディミトリの妄想なので)

 

よし。おれは今世を生きるぞ。ディミトリとの記憶は今世のおれには無い。おれは黒鷲の先生だ。エーデルガルト、君を必ず幸せにしてみせる。