生活の日記

文章を書くのが好きな人間が、ただ吐き出しています。楽しいから書いています。

2024-1/22 バス車内にて、曇天

・曇天

嘘をついて部活を休んだ。部活のグループラインに、用事があったので休みます と送り、私は学校を後にした。部室に先生がいれば、部員の人たちが何人かあそこに居たなら、空がこのように曇っていなかったら、私のしていることは今と違っただろう。
実際には、先生も今日は会議のためいなく、部員の人も1人居るだけで、空は湿ったように重く曇っていた。今日部活をしたって、私はまだ下絵を完成させていないのだから、家でやっても変わらない、という理由もあったが。
とかく、私はこの曇り空と同じようになっていた。先程乗ったバスで、座席に座って目を瞑っていた。眠気があったわけではなく、何も考えたくなかった。何も見たくなかった。しかし、私は完全に絶望していたのでは無い。なんとなく疲れていただけだ。そのような、雨が降り出しそうなのに降り出すことなくただ曇天が広がっているような心模様だった。垂れ下がってきそうな雲だ。けれど、私には全く届くことのない頭上に留まっている。
今日は悪いことがあまり無い1日だった。なんとなく時間が過ぎて、なんとなく終わった。私はこれから家に帰ってどうするだろう。どうするのか、と考える気力はない。それに、どうせ答えは決まっているのだ。家に帰ったってどうもしない。ただ、敷いてあるマットの上に寝転がって、無意味なインターネットを眺める。弟が居る。弟は、いつも通り寝転がる私の横のベッドで、YouTubeを見ながらSwitchでゲームをしているだろう。それとも、スマホでアニメを見ているだろうか。
私は何者かになれるのか、私は何のために生きているのだろうという靄が私の心の中に立ち込めている。最近は特に、そういう気持ちになる時が多い。冬だからか、忙しい日々が続いたからか、本に少し飽きてしまってきたからか。この全てが影響して、少しづつ曇り雲が増えたから、空は青が見えないほどに曇ってしまった。

もうすぐバス停に着く。私のこの心象も、終わっていく。それが、今は苦しかった。

 

・自分が嫌い

家に帰ってきた。洗面台の、鏡を見た。透明じゃない、ぴかぴかもしていない古い鏡のなか、私の顔が写った。嫌いな顔だった。長く伸びた前髪は重く、私の目にかかっている。子供っぽい丸い骨格。少しも好きじゃない、毛量の多い髪型。私は自分の写真が嫌いだ。生きてるの、やだな。コンプレックスがあるわけじゃない、ただ、私は、私の好きな姿でいたかった。
私は強くありたいのに、弱いばかりで、全然かっこよくなくて。自分に期待することが間違っているのだろうか?
こんなことに意味は無い。もうやめよう。どうせ明日には忘れて生きていくのだから。何も変わらないまま、変われないまま、日々だけが過ぎていくのなら、つまらないな。こんな日々は。

YouTubeを見よう。私の大好きな人たちの動画を。私の推しと推しの相棒と初期から仲のいい先輩と、友達。そのメンバーでTRPGをやっているのだ。TRPGのシナリオを、いつか書いてみたい。いや、書く。なんか、元気が出た、少し。楽しい話とか、好きな話ばかりをしていける人生なら、良いのに。

したい話も、本当はたくさんある。今日も色々あったのだ。けれど、そこまでの元気はまだない。元気を出して、生きていこう。