生活の日記

文章を書くのが好きな人間が、ただ吐き出しています。楽しいから書いています。

余談② 堕落

昨日の昼に書いた。起きてから少し時間が経って、11時とか12時にベットの上で書いた。

投稿していなかったので、勿体ないので上げておく。ここに投稿することは、私が見返すため、覚えておくためだからだ。

 

・堕落
重たい頭でベッドの上でじっとしていて思う。窓からの光だけがこの部屋を明るくしている。私は堕落したものに惹かれることがある。例えば、百年の孤独や今読んでいる嘔吐の中の、娼婦の描写だ。意味が無いのに、ただ虚しいだけなのに続ける行為。私はそれに人間らしさを感じる。
私の好きな漫画でいうと、少年のアビスもそうだ。あれは本当にリアルな地獄なのだけれど。性は動物であるからこそ、生きているからこそのものだと思うのだが、私は逆に性描写によって、死(孤独、虚無、憂鬱など)を感じさせるものが好きだ。
私は生きていると死んでいるは、正反対ではなく、一直線上にあるものだと思っている。それと同じように、性描写は本来"生"の表現であるからこそ、"死"を表している、というところが好きなのだ。それこそ、人間らしさだと思う。
私は人間らしい、が好きだ。人間らしい、は生と死を内包しているものであると思う。
それで言うと、キタニタツヤの曲は生であり死だと思う。死を強く感じさせるのだが、死を感じる=生きている ということだ。キタニタツヤはそれを描くのが上手い。
夢遊病者は此岸にて、きっとこの命に意味は無かった、芥の部屋は鈍色に沈む、クラブ・アンリアリティなど。
性=生=死の描写で言うと、Sad Girlが1番その要素を感じる。人間みたいね もそうかもしれない。
だからといって、私は自分自身を不幸にしたいわけでは全くない。悩んでいたり考えてはいたいけど。
私は日本文学は全然読んだことがないのだが、太宰とか芥川もそれを描いていたんじゃないかな、と思っている。ただのイメージだが。
ちなみに私が好きなのは、城の崎にて です。あれも生と死、人間を感じる。非常に良い。
百年の孤独もオススメです。めちゃめちゃ長いけど。
私はこんな思考はやめて、服を着替え飯を食べ、生活を開始します。
みなさん、元気にお過ごし下さい。私はこの間最後の仕事を終え、一時の暇(いとま)を得たため、NARUTOを見ます。NARUTOは本当に良いです。あと、暇(いとま)ってすごく綺麗な言葉。さよーならみなさん。これは椎名もたさんの曲名なんですけど。最近聞いてないからまた聞こうかな。一時期 赤ペンをどうぞ、がすごく好きでした。

 

・光
私は何も出来ないけど、みなさん光を見つけて下さいね。実は私、2人の友達から過去に1回ずつ死にたい、とLINEが来たことがあって、もちろんすごく真剣に対応した。1人の子は心配になって、次の日休みだったから朝から公園に会いに行った。私は別に何も出来なかった。話を聞いただけだった。そのくせ泣いた。友達は泣かなかった。その人と喧嘩もした。喧嘩じゃなくて、私がただ逃げただけだった。お母さんに言われた時もそう。私は自分の本心を誰かに見せることはしなかった。私はいつも、誰にも本心を見せないくせに、誰かの本心を見たがった。
ネットで匿名で誰かと話していた時もそう。死にたい、って投稿を見つけた時も。私はそういう時に話を聞いて、ありがとう、と言われるのが好きだった。それで私は神様みたいなものになれた気でいた。
多分、私は求めている光が眩しすぎた。みんなが持っているような、日々の中の光では満足出来なかった。
でも私はちゃんと光を見つけた。その人は神様なんかじゃなかった。誰かを救おうとしている訳でもなかった。ただ、自分のために生きていた。
私は今、紛れもなく自分のためだけに生きている。誰かに寄り添って助けてあげようとはしないし、私は私のことだけを考えている。冷たいのかもしれない。だけど、私は耐えられなかった。偽物でいることが。
私は自分のために生きて、いつか本当の光になれたらいいな、と思っている。まだそんなことを考えている。
この世界には眩しいぐらいの光がたくさんある。同じぐらい影もある。私はその全部を抱え込めるぐらい、光になりたい。