生活の日記

文章を書くのが好きな人間が、ただ吐き出しています。楽しいから書いています。

2024-3/6 夜、雨

絶え間なく雨が降っている。雨粒がぽた、ぼたぼた、ぴちゃぴちゃ、ざー、と音がする。風の音もたまにする。ベッドライトの白黄色の光だけがついている。なんだか心地が良かった。

明日の朝、雨の中、憂鬱な気分で仕方なく歩いている自分が想像できる。

今は明日が来るのかはわからないんだと、気づいた。それ自体は知っていた、けれど、今はそういう、明日という存在がとても遠いように感じる。ヨルシカの晴るのMVを見た、聞いた。この話はまた今度するかもしれない。良かった。

私も雨になれたらいいのに、雨の音は好きなのに、安全な内から雨の降りしきる外を眺めているのは好きなのに、私が雨の中に傘を持たずに立っていたら、体が冷えていって、消えたくなって、早く家に帰りたいと思うのだろう。村田沙耶香さんの、信仰の中の話を思い出した。名前は忘れたが、最後に雨の中でキスをして終わるやつだ、人間がみんなカーストに分けられていて、主人公の女は最下層の人間で、上位ランクの彼氏に別れを告げ、「この雨の中が、これから私の生きていく世界なのよ」と言う。村田さんの小説は良い。言葉にできない感情にしてくれる。言葉にできない感情を書いてくれる。

私は、城の崎にてが好きなのに、志賀直哉はもういないことが、悲しい。そう思った。この雨の孤独を分かち合える人が、いや、いないのだろう。いるけど、いない、それが正解、(なのかも?)

雨の音がさっきより激しくなって、屋根を叩くように弾けている。もうこんな時間だ。何時に寝たってどうせ変わらない。

昨日、学校に行って、私は、孤独感を強く感じた。今は、この世に対して夢みたいな感覚しかない。今日は普通の夢が見たい。あー、昨日の夢は面白かったな。

メロンパン、美味しかった。お昼に食べた。お母さんが、タピオカ買ってきてくれた、明日飲むんだ。だから、明日も生きてたらいいな。

最近、少し思ったこと。恋をしている人とか、恋愛が好きな人ってちょっと良いなって。私の好きになる人というか、よく見ている人は、大体恋愛にほとんど興味が無いのだが、先日、おりコウで話してる切り抜きを見て、そこで、りりむちゃんが、女と男がラブラブしてるだけで面白い、今まで会ったことのない人が現れたんだよ、それだけで面白い と言っていて、なるほど、!と思った。

なんか、そういうのが楽しめるのって、良いなあと思った。私は、他人にあまり興味が無いし、、というか、人に対して、関わりたくない・怖い・不信・壁 が最初からあるので、そもそも興味が湧かない。湧かないようにしてるの方が、正しいか。

私は、早く、自由になりたいってずっと思ってたけど、最近は、この色んなものにいい意味でも悪い意味でも縛られている今が、良いなと思った。私、大人になったら過去の話を、今の話をするのだろう。その話を、話す相手が、私が何の飾りもなく話せる相手が、いたら良いな。そうじゃなくてもいいよ、未来に期待することも良いけど、今を楽しんで、今を感じて、受け止めて、生きることが、やっぱり良いなって思った。

嫌だけどね、私が今から死ぬなら、言い残したい言葉は、ありがとう!楽しかった! ぐらいしかないと思う。楽しかったぽよ~!でもいいけどさ、

今が全部奇跡ですともし言われたら、そうなんですか!?よりも、へえーそうなんですねっていう気持ちの方があるだろうな。

雨音を聞けるまま、眠れるという贅沢。